このブログは、ルワンダ・キガリでPCR検査結果を待つために滞在中の隔離ホテルで書いています。今回のテーマは、成田、バンコク、アジスアベバ、キガリの国際空港で体験したCOVID-19対策についてです。
5月1日からJICA業務でルワンダに出張するため、4月30日に新宿のT医科大学でPCR検査を受検しました。鼻の奥をコチョコチョとこする検査。検査結果が陽性の場合には電話をするということでしたが何事もなく、翌日5月1日の午前中に陰性証明書を受領しました。受検料は一律ではなく、検査機関によって差があるようです。今回は証明書を含めて3万円強かかりました。
成田空港
新宿からJRで日暮里へ、日暮里からスカイライナーに乗り、1年半ぶりに成田空港へやってきました。日暮里から乗った京成スカイライナーはガラガラで、成田空港はこれまで経験したことがないほど閑散としています。空港でお茶漬けの昼ご飯とお土産購入を計画していた私としては、しょっぱなから出鼻をくじかれました。かろうじて開店しているレストランは空港価格。結局、マクドと相成りました。
空港職員、店員、乗客もみなマスクはしていますが、それ以上の防護はしていないようです。いたるところに手の消毒液が置いてあります。ANAのカウンター職員は、ルワンダ入国に必要な書類がそろっているか念入りにチェックし、写真を撮り、バンコクのエチオピア航空職員に送るといいます。必要書類としては、まず、72時間以内の陰性証明書、ホテル予約証明書、加えてPassenger Locator Formの登録が必要です。Passenger Locator Formは出発前にオンラインで入力する必要があり、陰性証明書、到着後のPCR検査結果を待つための指定ホテル宿泊予約書を添付しなければなりません。PCR検査費用は60ドル、もちろん、クレジットカードでの事前払いが可能です。私はクレジットカードのピッキング経験が3度もあるので、パスして到着時に現金払いにしました。
ANAのラウンジは1か所のみオープン。そのせいか、思った以上に人がいましたが、フツーな感じ。ビュッフェ方式が禁止なので、個食できるようにセットしてありました。
バンコク・スワンナプーム空港
バンコクからの乗り継ぎ客は私を含めて日本人乗客2名のみ。ここでも必要書類を持っているか、Passenger Locator Formに入力しているかを2度チェックされました。ターミナル間の移動は専用車で、接触者、接触時間を最小限にしようとしています。ターミナルの手荷物検査職員は完全防護服着用です。搭乗ゲートまで案内した職員も同じような水色の防護服を着用していました。成田空港との落差にちょっとびっくり。
アジスアベバ空港
空港ビルに入ると、いつものように大勢のトランジット客で混沌としています。さすがにマスクは着用していますが、ソーシャルディスタンスなんのこと?という感じの混みよう。そこを避けて、ビジネスクラスの専用レーンにならびます。途中すれ違った中国人と思しき乗客グループは完全防護服を着用しています。これくらい水際対策をしないと防げないのかと、その徹底ぶりに感心すると同時に、日本の水際対策大丈夫か、と思わずにはいられません。空港ラウンジ以外、手の消毒薬はほとんど見ませんでした。今思い出すと、ラウンジの食事もビュッフェだったなあ。何の抵抗もなくいただいてしまいましたが。
キガリ空港
空の上から眺める景色がルワンダに似ているなぁと思ったら、それもそのはず、正真正銘のルワンダなのでした。今回はエンテベ経由せず、アジスから直行便。
ルワンダ入国は、パスポートと必要書類を見せれば、入国はいままでと変わりません。スタンプ押してもらってPCR検査へ。例のFormのID番号を伝えて検査ブースへ移動します。ここでは、喉の奥をコチョコチョして検体を採取しました。翌日の10時にはオンラインで結果が確認できるとの説明。荷物を受け取ってホテルへ無事チェックインしました。3食付きで50ドル。食事は推して知るべし。
今朝6時過ぎにはRwanda Biomedical Centerのホームページで陰性が確認できました。これで隔離期間は終わり。晴れて調査活動に専念できます。
最新ミニゲーム「ぐるぐるEnglish」リリースしました
連休に合わせて、新ゲームをアップしました。
スタートするとルーレットが回ります。ストップを押してルーレットが止まった時、盤上に現れたアルファベットを並べ替えて単語を完成させるというものです。これが意外と難しい。でもご安心ください。ちゃんとヒントが出てきます。ヒントなしで挑戦するのも良し、ヒント活用して単語をどんどん覚えるのも良し、プレイの仕方はあなた次第です。iPad版に少し不都合があるようなので、連休明けには修正してアップします!