JICA南アフリカ研修が無事終了しました
12月7日、JICA南アフリカ国別研修「初等算数教育における教員の授業実践能力向上」(Development of teaching skills of teachers in elementary mathematics)は、おかげさまで感染者も事故もなく、つつがなく終了しました。これがどんなにすごいことかは、たとえば、修学旅行や海外研修を引率したことのある方だったらわかっていただけるでしょうか。何事もなくて当たり前、何かあった時の対応力が求められる研修。修了証書を手にした彼らの表情から、充実した研修であったことが読者の皆様にも伝わってくるはず。
1994年の民主化後、南アフリカは9州に再編されました。今回、研修に参加したのは、首都プレトリアのあるハウテン州と、ハウテン州の北に位置するリンポポ州です。ハウテン州はオランダ系の白人も多く、ウエスタンケープ州(イギリス系白人が多い)とならんで、学力平均の高い州です。一方、リンポポ州は人口に占めるアフリカ人の割合が約98%と最も高く、最貧困州の1つです。子どもの学力だけでなく教育全般に課題の多い州と言われています。今回の本邦研修は、対照的な2つの州から算数・数学の指導主事(一般教員を指導する役割)16名(内1人は基礎教育省職員)を招聘して、日本の経験から、南アフリカの教師の授業実践力を向上させるための知識とスキルを学んでもらおう、というものです。
研修は朝10時から夕方16時まで。途中1時間の昼食休憩と、ティーブレイク、加えて、ほとんどの講義で通訳が入るため、実質的な研修時間は1日3時間程度ではないでしょうか。それでも、本邦研修が研修員に与えるインパクトは非常に大きいと考えています。特に、実際に日本の小学校を訪問し、物理的空間の中でその雰囲気を肌で感じること、ビデオでは拾えない生徒の表情や先生の様子を自分の目で観察すること。これは貴重な経験です。さらに、たとえ日本語であっても、現場の経験が豊かな日本人講師が語る実践知の奥深さは、南アフリカの研修員の心に響きます。
研修のハイライトは、12月2日、南アの研修員が日本の小学校6年生に、英語で算数の授業をしたことでしょう。研修員全員で協力して授業案を考え、教材を工夫して授業に臨みました。授業者はシルビア先生。「緊張して眠れなかった」というシルビア先生ですが、様々な子どもの考えを引き出そうとする、意欲的な授業でした。
日本での経験は、研修員一人一人が持つ独自の価値観やモノの見方を通して解釈され、研修員のモノの見方、価値観に取り込まれます。今回の研修を受けた南アの人たちが、それぞれの職場で日本での経験をどのように生かしていくのか、大いに興味があります。
3度目のホールインワン
12月16日、今年最後のグラウンドゴルフで、生涯3度目のホールインワンを達成しました!
保育士筆記試験の残念な結果…
ぶっつけ本番の保育士筆記試験の結果が11月末に送られてきました。実は、合格通知は実技試験の受験票とも兼ねているため、このようなハガキではなく封書のようなもので届くらしい。なので、詳しい人なら、一目で合否は分かるのですが、なんせ、初めての受験で情報不足のためそんなこととはツユ知らず、開けるのはドキドキでした。結果はご覧の通り、9科目中8科目合格、1科目不合格。
実技試験の日程が超重要ミッションとバッティングしていたので、仮に合格していても実技試験の受験は難しかったのですが、1科目、あと2問できていれば、と複雑な心境。合格科目は3年間有効なので、来年4月、残りの1科目「子どもの家庭福祉」に全力を尽くし、実技試験合格を目指します。
2023年、遂に「生」聡太応援が叶うか
12月、藤井聡太先生は対局が目白押しでした。竜王戦第7局、順位戦A級、棋王戦挑戦者決定戦、サントリー将棋オールスター東西対抗戦と、テレビでの応援に大忙しでした。
しかし、2023年、観る将の私には大きな試練が待ち構えています。複数タイトル獲得⇒トーナメント出場機会激減⇒将棋会館での対局激減⇒将棋会館の入り待ちで、無料で「生」聡太先生を見る機会激減、というジレンマに陥るのです。そこで東京近辺での将棋イベント、タイトル戦の前夜祭、大盤解説会に応募しまくるという作戦を考え、決行しました。戦果は以下の通り。1月3日 上州将棋祭り@高崎
藤井聡太竜王対永瀬拓矢王座新春スペシャル対局⇒立見席ゲット
https://www.yamada-denki.jp/information/syougimaturi2023/
1泊2日で、高崎へゴー。すでにホテルも予約済みです。1月15日 朝日杯将棋オープン戦名古屋対局
本戦1回戦C:藤井聡太竜王対阿久津主税八段
クリスマス・イブの12月24日、なんと、対局会場SS席当選通知が届きました!新幹線・ホテルの予約もぬかりなし。
https://www.asahi.com/ads/asahihai-nagoya/
2022年、本当に、幾多の困難にもめげず頑張った自分(誇張ではなく…)への素晴らしいクリスマス・プレゼントとなりました。まさに、終わりよければすべてよし。All’s Well That Ends Well.
2023年が皆様にとって、そして世界にとってよりよい年でありますよう。