「ルワンダ国 ECD・教育分野における情報収集・確認調査」を受注
1月のブログで、三連続「末吉」のおみくじ効果をちらっとお話ししましたが、それが、JICA(国際協力機構)が公示した「ルワンダ国 ECD・教育分野における情報収集・確認調査」の1位交渉権の獲得でした。昨年末、弊社はM-Wing、大日本コンサルタントと共同事業体を結成し、競争入札に参加しました。その評価結果が1月中旬に公表されたのですが、いくつかの幸運も味方し大方の予想を覆して第1位となりました。その後、JICA担当部局と契約交渉を続けていましたが、ようやく3月3日付で、JICAとの契約が成立しました。先日は、それを祝って三重県産の鯛でアクアパッツァを作りました。
案件名にある、「ECD」(Early Childhood Development)は乳幼児の栄養・健康と保育を統合したような概念です。子どもの脳の発達には母親の妊娠から満2歳の誕生日までの約1000日間(First 1000 days)が決定的に重要です。というのも、乳幼児期の栄養阻害や適切な知的刺激の欠如は、その後の子どもの発達に重大な影響を及ぼすと言われているからです。私たちの仕事は、ルワンダのECDの現状と課題、それと就学前から中等教育までを含めた学校教育の現状と課題について調査し、報告書を提出することです。
COVID-19 の影響もあり不透明な部分もありますが、5月初めからルワンダに渡航する準備を進めています。実現すれば、1年3か月ぶりの海外渡航となります。渡航前から、オンラインで現地関係者と連絡を取り、情報収集を進めていきますが、ワクワクする反面、良い仕事をしなければ、と気が引き締まる思いです。 今日は、予防接種の予約をしました。
「ルワンダ国 ECD・教育分野における情報収集・確認調査」公示、評価結果
企画競争説明書https://www2.jica.go.jp/ja/announce/pdf/20201111_205615_1_01.pdf評価結果https://www2.jica.go.jp/ja/announce/pdf/20201111_205615_1_04.pdf