皆さま、毎日、楽しく、脳喝していますか?
さて、今回は、ルワンダの食事情についてレポートです。
今回の調査メンバー5名のうち、4名は青年海外協力隊経験者。しかも、男性2名はルワンダ隊員でした。その元ルワンダ隊員も、最近の首都キガリのレストラン、カフェの充実ぶりに驚いています。
おしゃれなカフェ
もともと、紅茶愛好者のはずのルワンダ人が、なんとおしゃれなカフェに入り浸っています。その値段も決して安くありません。コーヒー一杯が2000RWF(200円)、クロワッサン1個2000RWF(200円)です。地方出張のマーケットでは、アボカド4個で500RWF(50円)の世界です。1000RWF札を出すとお釣りに困るくらい。写真はキガリ在住者お勧め、Baso Pâtissierのカフェオレとチョコクロワッサン。
超高級レストラン
先日、ある所からお誘いを受けて超高級イタリアンレストランでランチをいだきました。「おいしい」の一言。ルワンダに来て、初めて柔らかいビーフを堪能しました。一般にアフリカではチキンの方がビーフよりも高級です。ルワンダのビーフは脂が少なく固いのでまず注文することはありません。勧められて恐る恐る注文しましたが、大正解。お値段は16,500RWF。お金さえだせば、どこでも美味しいものは食べられる。デザートも上品な甘さ。写真はBrachettoのテンダービーフ。
カジュアルレストラン
ルワンダで困るのは、おいしいパンがないこと。マンゴーが甘くないこと。その代わりアボカドは安くておいしい。アボカドばかり食べているわけにもいかないので、時々、コスパの良い食堂を探します。一時期超高級日本料理店がオープンしていたこともありましたが閉鎖。今は、Japandaという手軽な日本風料理を出すお店が人気です。もともと若い日本人御夫婦が経営していらっしゃいましたが、帰国された様子。いまは、お二人から技術移転を受けたルワンダ人が経営を引き継いでいるとか。さて、味の方はどうだろうか、と先日試しました。いつも食べていたのは、BBQチキン照り焼きどんぶり。4500RWFと良心的なお値段。チキンは小さいのが5切れ。キャベツの下にお米がたっぷり。もうちょっと大きなチキンが欲しかったですが、味は合格。友人は幕の内を注文して完食しておりました。
そうそう、UBER Eatsのルワンダ版、VUBAもありますよ。時々プロモーションもあって、結構お得です。モバイルマネーでのやり取りは頻繁で、カフェの注文もQRコードからというところも多く、日本以上にICTは進んでいる印象です。ただし、それはスマホを持てる一定の社会階層以上の人。調査で行った田舎の家庭では、ガラケーは持っていてもスマホを持っていた母親は1人のみ。都市部と農村部の著しい格差を感じます。