ブログ自主隔離・ワクチン接種・蝉

暑中お見舞い申し上げます。
皆さま、毎日、楽しく、脳喝していますか?

自主隔離生活終了

帰国日の翌日、7月1日から2週間の自主隔離生活が7月14日で終わりました。この間、毎日、スマホで居場所の確認、健康状態の確認があります。いわゆるガラケーしか持っていない場合は、空港でスマホをレンタルするように、と言われます。もちろん自費で。

まず、位置情報確認アプリ「Overseas Entrants Locator(OEL)」。名称からすると、海外からの入国者、帰国者に絞った位置情報確認アプリのようで、Apple StoreやGoogle Playからダウンロードします。通知があったら、ボタンを押して、現在地を知らせる仕組みらしい。それが事前に申請した自主隔離の場所と一致していれば問題なし。

1日に何回か通知が来るようですが、私の場合は、気が向いたら、勝手に何度も、しつこく押しておとなしくしていることをアピール。

アプリ自体はまだ削除していないので、このブログを書くにあたってもう一度ログインして起動させてみました。2週間が終ったらお役目終了で、作動しなくなるのかな、と思ったら、なんと、ログインした翌日から2週間、報告期間となっています!報告しなかったらどうなるのか確認するために、削除せずに温存することにしました。自主期間中に削除したらどうなるんでしょうね。

お次は、厚生労働省から健康状態確認のメール。毎日、1回、午前中に送られてきたと思います。URLをクリックして、熱はあるか、怪しい症状はないか、という2問に回答。熱なし、異常なし、をクリックするのみ。これはメールで送られてくるので、デスクトップで仕事をしていても見逃すことはありませんでした。

個人的に、興味津々だったのは、ビデオによる健康確認アプリ。
MySOSと呼ばれるもので、基本的に毎日1回、ビデオ通話で居所を確認しますよ、というメッセージが入ります。私の場合は、午前10時過ぎから13時くらいの間に集中していました。ところが、最初の数日は、メッセージが入ったことに気づかず、スルー。特に何も言ってきません。でも、一度はどんなものか経験したいと思い、仕事中もスマホを手元に置き、今や遅しと待ち構えておりました。4,5日目だったでしょうか、遂に、ビデオが繋がりました。

ちょうどインスタントの証明写真を撮るように、画面の所定の位置に顔を合わせます。画面の向こうから、「今、どこにいらっしゃいますか、特にかわりはないですか?」といったような質問があり、あっけなく終了。この後、2回ほどビデオが繋がりましたが、その時には、ただ、黙って自分の顔を映すだけ。作り笑いをしたり、変顏をしたりしてやり過ごしました。

こちらのアプリは2週間たつと、入国者管理センターと連携を削除しましたというメッセージが出て、晴れて、自主隔離期間が終ったことを実感させてくれました。

第1回ワクチン接種しました

といういうことで、2週間の自主隔離期間が無事終了。これを待って、予約していた第1回ワクチン接種に行きました。当日は早く行き過ぎて、時間まで家に帰るか、外で待つようにと言われてしまいました。

会場の東都文京病院は湯島天神の近くなんですが、このあたり、時間をつぶすのに適当な場所がないんです。バスに乗って家に帰るわけにもいかず、暑い中、坂を上ったり、下ったりしながら30分。予約時間よりも15分早かったのですが、なんとか受け付けてもらい、無事に第1回接種を終えたのでした。針を刺した後、抜くまでが一番痛かった。副反応は特になし。

蝉について思うこと

7月の中頃からか、セミの鳴き声を耳にするようになりました。自宅の周りでよく耳にするのはミンミンゼミです。低音で、ミーン、ミン、ミン、ミンと鳴くと、暑さが倍増するようです。ミンミンゼミについては以前からとても気になっていたことがあります。それは、最初に、ミーンと長く鳴いた後、何回鳴くか決まっているのだろうかということです。去年、今年と、ミンミンゼミの鳴き声に耳をすまし、そのたびに指を折って数えます。一番多いのは、4回です。しかし、同じ個体でも、時として、5回、3回の時もあります。

そして、今年の7月。自主隔離期間があけ、散歩しているとき。なんと、10回以上も鳴くミンミンゼミと遭遇したのです。まだ、事例が少ないので(2回)はっきりしたことは言えませんが、どうも、第一声のミンが短く、そのまま、息の続く限りミンミンを繰り返している感じです。そして、10回以上鳴き続けるという超絶技巧を2回連続して披露することはありません。以来、3回しか鳴かないセミを怠け者と思うようになってしまいました。また、こぶし?を利かせたミンミンもあって、なかなか奥が深いミンミンゼミの鳴き声ではあります。

立石寺のセミのこと

セミについての、もう1つ懐かしい思い出は、去年、脳喝一直線のアプリを開発しているときの事。脳喝一直線のコンセプトは、「子どもから大人まで誰でも楽しめる脳喝ゲーム」をしながら旅をするというものです。宿に着くたび、宿にかかわる浮世絵、写真など手に入れることができ、アルバムに追加されます。

「東海道」、「中山道」に加えて、芭蕉のたどった「奥の細道」ルートを作りましたが、「奥の細道ルート」は製作者として特に思い入れがあります。というのも、東海道、中山道と違って浮世絵がそろっているわけでもないので、浮世絵に代わるもので、©に抵触しないものを自分で見つけなければならなかったからです。

閑さや 岩にしみ入 蝉の声

芭蕉のあまりにも有名な句。さて、何をアルバムに追加しようか。最終的には大垣市に出張して自ら撮影した句碑を使ったのですが、当初、有力候補の一つは、ゴッホの描いたセミでした。

「奥の細道ルート」は、これ以外にもいろいろと工夫をしました。東海道のあとは、是非、奥の細道ルートをお試しください。

注:「オリエント急行ルート」はCOVID-19 で現地取材ができないため、ペンディング。

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