皆さま、毎日楽しく脳喝!していますか?
5月27日、わが推しの藤井聡太名人は豊島将之九段を4勝1敗で下し、名人位を防衛しました。推しが勝利すると家庭内も世の中も平和でよろしい。
さて、5月を振り返ってみると、調査研究に関連したお仕事をいくつかこなしました。推し活動以外にも活動していることをちょっとだけ宣伝します。
ケニアの教員養成・現職教員研修についての調査
最近のケニアの教育改革の現状と、教員養成・現職教員研修について調査報告書をまとめるという業務を受託しました。ケニアを研究する方は他のアフリカ諸国に比べると比較的多いのですが、ケニアの教員養成、現職教員研修というと意外に邦文文献が少ない。昨年、大統領に提出された報告書や、新聞記事等もググって書き上げました。実は、大型連休の仕事がこれでした。
ゲストスピーカー@立命館大学
報告書を書き上げてすぐに準備に取り掛かったのが、京都市にある立命館大学でのゲスト・スピーカーとしての資料作りでした。大学院で学ぶ留学生を対象に教育開発について英語でお話しするというものです。
座学では疲れるので、何か活動をしてはどうかと主催者からアドバイスをいただき、友人のアイディアに学んで、1コマ目はSDGsに関わるグループ活動を実践。皆さん、母国の状況を考えながら活発に議論していたのが印象的でした。2コマ目は用意したPPTを使って、プロジェクトに従事した経験をもとに、教育の重要性をお話ししました。おかげさまで大好評のうちに無事終了。睡眠時間3時間、SDGsのシールを印刷して用意した甲斐があったというものです。
お仕事の後は、以前にも行ったラオス料理の店で珍しいラオス料理を満喫。優しい味がお気に入りです。皆さんも、京都に行く機会があったら、是非、立ち寄ってみてください(https://www.instagram.com/yulala_laos/)
7月19日締め切り待ったなし
4月末、カナダの友人から一通のメールが届きました。イギリスの教育系ジャーナルの特集号に寄稿しないか、というお誘いでした。そのテーマというのが、「自国の過去50年間の教員養成を振り返る」というもの。国によって状況が違うので切り口は個人で決めてよい、ただし、出版の都合上、7月19日の締め切りだけは譲れない、とありました。
テーマの大きさ、執筆スケジュールのタイトさを考えて逡巡しておりましたが、7月19日は推しの誕生日。これも何かの縁と思い、OKのメールを送りました。さてどうなるか、7月のブログをお楽しみに。
大吉原展に行ってきました
大吉原展@東京藝術大学に行ってきました。展示会前からいろいろと批判の多かった大吉原展ですが、美術・芸術の展示会として興味深いものでした。
芸事を極めた「太夫」は、途中から消滅していなくなったというのも初めて知りました。
吉原の遊女の出身地、身請けされた遊女の数、身請けの費用、花魁の衣装の値段、江戸時代の喫煙率(キセルで一服する男女の浮世絵が多い)とか、いろいろと疑問もわいてきました。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/post-104239.php
https://daiyoshiwara2024.jp/outline.html
さて、6月4日から2週間、ポルトガルに出張します。6月のブログではポルトガルでの面白い体験を共有することができるかも。来月もお楽しみに!