皆さま、毎日楽しく脳喝!していますか?
5月の連休、皆さまはどのように過ごされましたか? 私は南アフリカで研究するための研究倫理申請書作成に費やしました。
ヒトを対象とする研究は、人文・社会系の研究であっても研究対象者の人権、プライバシー、安全性を守るために、研究計画が倫理的な観点から適切かどうかを事前に審査します。そのため、使用する調査用紙、アンケートの質問項目、収集したデータの取り扱いなどを詳しく説明した文書を用意して提出する必要があります。いろいろと配慮することも多く、連休はあっという間に過ぎていきました。
拙著が書評に取り上げられました
2023年12月に出版した拙著『南アフリカへの授業研究の移転に関する研究』が日本教師教育学会紀要第33号(2024, pp.100-102)、異文化間教育学会61号(2025, pp.126-128)の書評に取り上げられました。書評を書くことはあっても、自著が書評の対象になるというのはうれしいような、こそばゆいような感じです。
教皇選挙:コンクラーベ
フランシスコ教皇がお亡くなりになって、新しい教皇選出のための秘密選挙(コンクラーベ)が行われることが広く話題になりました。それで、というわけではないのですが、連休明けに「教皇選挙」を見に行きました。

教皇選挙については、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」でも取り上げられていて多少の知識はあったのですが、「天使と悪魔」が派手なアクション映画のような作りだったのに比べて、こちらは上品で重厚。バチカンが直面するいろいろなテーマがあちこちにちりばめられていました。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、観て損する映画ではありません。いろいろと考えさせられる人間ドラマでした。
主演俳優のレイフ・ファインズ、どこかで見たことあるなと思って調べたら007シリーズとか、あの「グランド・ブダペスト・ホテル」に出てた人。ハリポタにも出ているらしいですが、ハリポタは好みではなく見ておりません。
神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2025
私は文京区の西の端に住んでいて、神楽坂も徒歩圏内です。お天気の良い時にはちょっと遠めのお散歩コースと言ったところです。
ちょっと敷居の高そうな神楽坂ですが、毎年5月、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」と題して日本の伝統芸能・文化の魅力を再認識し、さらに発展させるフェスティバルを開催しています。

5月17日(土)、あいにくの雨でしたが、神楽坂芸者衆によるお座敷遊びと能楽鑑賞してきました。
芸者衆の踊り、客を楽しませるお座敷遊びはさすがプロでした。

お座敷遊びにもましてお気に入りは能楽です。神楽坂からちょっと入ったところに矢来能楽堂があって、定期的に公演があります。無料で能楽に触れる絶好の機会なんです。今年の演目は平家物語に題材をとった「敦盛」でしたが、始まる前に解説があり、大体のストーリーをインプットしてセリフを聞くと、ところどころ分かるところもあります。私、囃子方の掛け声、小鼓、大鼓が特にお気に入りです。東京にお住まいの方は来年の「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」で能楽を一緒に楽しみましょう。
敦盛:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A6%E7%9B%9B_(%E8%83%BD)
